戒名は位号の種類によってもランクが異なるの詳細

> 戒名は位号の種類によってもランクが異なる

戒名は位号の種類によってもランクが異なる

多くの場合、故人となって現世で使っていた名前である俗名を失ったときに授かる名前が戒名であると信じている人が多いですが、厳密には生死にかかわらずつけることができます。
また、10文字前後の長い名前なのだと勘違いをしている人もいますが、本来の戒名はたったの2文字で、仏の弟子となった証としてつけられるものです。
全ての人に平等につけられていて、上下関係がないのが本来の姿です。

しかし、過去に高名な武将や大名がつけていた特別な戒名のスタイルがあり、それを踏襲することによってランクが作られました。
一般の人が戒名と認識しているものは、塔婆や位牌に記されている文字ですが、院号、道号、戒名、位号の順番になっています。
院号には最高ランクの戒名にのみつけられる院殿号もあり、これはともにすべての人につくものではなく、多大な社会貢献をしていることが条件です。
そして道号は戒名の上につく文字で、仏門において教えを修得した特別な人の尊称としてつけられたのが始まりです。

位号は本来の戒名の下につけられるもので、性別だけでなく大人か子供かによって異なる尊称がつけられます。
最も位が高いのは大居士・清大姉で、順に居士・大姉、信士・信女となります。宗派によって別の位号をつける場合もあります。
15歳未満の子供の場合には童子・童女、幼児は孩子・孩女、乳児には嬰子・嬰女が付けられます。生まれる前の子には水子と付けて供養をします。
子供の場合にはランクではなく年齢によってそれぞれ異なる尊称をつけますが、成人の場合には年齢ではなく地位によって使い分けます。
宗派によっても若干の違いがありますので、お坊さんに依頼するときには、自分の家の宗派を確認する必要があります。

戒名は書かれている感じの文字数によっても値段に違いがあります。2文字の戒名に道号などがつくことで全体の文字数も異なってきます。
大きく分けて6文字、9文字、11文字のものがあり、それぞれの宗派によって戒名の値段も変わります。

戒名は葬儀の際には必要なので、読経を依頼したお坊さんにつけてもらいます。
中でも位が高い居士は、中国では高官などが用いており、インドでは富豪や資産家が使用しています。
日本においては寺院や社会への貢献度が高い人がつけるというのが基本ですが、宗教と日常生活の接点が少ないことからお布施が出せるのであれば誰でもつけてもらうことができます。

最高ランクの大居士の場合には100万円が基準となっていて、宗派によって上下に幅があります。
一般に良くつけられるのが居士・大姉で、一応、社会に貢献していることが条件とはなっていますが制限はありません。
お布施に包む金額は30万円から50万円というのが相場となっています。

宗派や地域によっても相場が異なる場合が多いので、よく分からないという人は、檀家代表の親戚に聞いたり、お寺の住職に質問したり、親しくしているお寺が無い場合は仏壇屋や葬儀屋に確認するのも良いかもしれません。
最近では、昔ながらの風習を知らない人も多いので、葬儀無料相談室のようなサイトで情報を集めることもできます。


●知らないと恥をかく一般常識の壁
戒名や檀家などの葬儀に関係する言葉を分かりやすく丁寧に説明してくれているサイトです。その他、今更人には聞けない基本用語も確認することができるので便利です。

http://korobehashire.blog86.fc2.com/blog-entry-302.html


●日本の戒名「戒名.jp」
戒名の付け方について細かく説明してるサイトです。院号や位号についての解説はもちろん、どういう意味でつけられているのか、どのようなところからつけられるのか詳しく知ることができます。

http://kaimyou.jp/tukekata.html


運営者情報
まるこ画像
名前 まるこ
性別 女性
自己紹介 法事で悩んだことをキッカケに色々と調べて学んだ内容をまとめています。